SSRIとNSAIDs
SSRI(注1)を服用中の方が、痛み止め(注2)を併用する時には注意が必要です。
しばしば、腰痛・肩こり・頭痛・生理痛などで痛み止めが使われますが、SSRIとの併用では消化管出血の危険性があります。痛み止めが必要な場合には、PPI(注3)を同時にお使いください。
SSRI(注1):選択的セロトニン再取り込み阻害薬。フルボキサミン(デプロメール、ルボックス)、パロキセチン(パキシル)、セルトラリン(ジェイゾロフト)、エスシタロプラム(レクサプロ)
痛み止め(注2):ここではNSAIDsを意味します。非ステロイド性抗炎症薬。ロキソニン、アスピリン、イブプロフェンなどアセトアミノフェン(カロナール)以外の痛み止め。
PPI(注3):胃酸分泌を強力に抑える薬。オメプラール、オメプラゾン、ランソプラゾール(タケプロン)、ラベプラゾール(パリエット)、エソメプラゾール(ネキシウム)、ボノプラザン(タケキャブ)など
リチウムと妊娠
双極性障害の発症は20代など若年成人に多く、特に女性では妊娠と薬の服用が問題となります。
双極性障害の第一選択薬であるリチウムは妊娠禁忌となっており「妊婦又は妊娠している可能性のある婦人には投与しないこと」と記載されています。
他の気分安定薬については、バルプロ酸が妊娠禁忌、カルバマゼピンとラモトリギンが「有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与」となっています。
最近報告された2つの大規模調査から、リチウムによる胎児心奇形リスクの増大が確認されましたが、その影響は以前考えられていたリスクよりかなり低く、またリスクの増大は900mg/日以上という比較的多めの量でおこりやすいことが示されました。
緊急避妊薬が薬局で購入可能に
(アメリカなどでは、すでにアマゾンで購入可能になっています。)
誕生日
10月3日生まれ
1969年 – 石田ゆり子、女優
10月4日生まれ
1814年 – ジャン=フランソワ・ミレー、画家( 1875年没)
1911年 – 日野原重明、医師( 2017年没)
1924年 – チャールトン・ヘストン、俳優( 2008年没)
10月7日生まれ
1952年 – ウラジーミル・プーチン、ロシア大統領
10月9日生まれ
1940年 – ジョン・レノン、ミュージシャン(ビートルズ)( 1980年没)
10月10日生まれ
1930年 – 野坂昭如、小説家( 2015年没)
1946年 – 菅直人、政治家、第94代内閣総理大臣