うつ病で見られる症状には、抑うつ気分、易疲労性、思考力・集中力の低下、睡眠・覚醒・概日リズムの混乱、さらには免疫力の低下などがあります。 これらの症状の一部は、青斑核に... (続きを読む)
カテゴリーアーカイブ: うつ病
ストレスとノルアドレナリン
ノルアドレナリン分泌を抑制し、認知機能を高める効果を持つカタプレスの記事の補足としての記事です。 身体的ストレスと精神的ストレスで、脳内ノルアドレナリンがどのように変化... (続きを読む)
よく見られる認知の誤り
認知療法では、認知の歪みを修正することが気分障害の治療につながると考えます。 よく見られる認知の誤りには、以下のようなものがあります。 選択的な抽出選択的な抽出 とは、... (続きを読む)
適応障害
人が適応能力を超えたストレスに見舞われた時、様々なストレスに対する反応が生じます。 その人のパーソナリティ特性や生理的な素因によってストレスに対する反応の仕方は違います... (続きを読む)
うつ病と脳機能の低下
心の病と言われるうつ病ですが、病態解明における生物学的な面からのアプローチも多く行われています。 うつ病患者さんの脳の構造については、画像診断を用いた次のような報告があ... (続きを読む)
周産期のうつ
周産期とは、お産の前後の時期を示す言葉で、一般には妊娠22週から産後7日までを指します。( WHO) 周産期に生じたうつであっても、その経過と症状が通常のうつ... (続きを読む)
非定型うつ病の治療
対人関係の喪失や拒絶に極端に敏感であり、過食と過眠を特徴とする非定型うつ病ですが、当初は通常の抗うつ薬が効きにくく、モノアミン酸化酵素阻害薬がよく効くうつ病という認識がありま... (続きを読む)
非定型うつ病
非定型という言葉は、一般にイメージされる古典的なうつ病像とは違っている、定型的でないという意味で使われます。 アメリカ精神医学会の診断基準(DSM-5)では、非定型の特... (続きを読む)
メランコリックなうつ病
メランコリックは「とても悲しい」という意味の形容詞で、名詞のメランコリアには、「深い悲しみ、活力の欠如」の意味があります。 うつ病を特定するときに、メランコリアの特徴を... (続きを読む)