双極性障害とリチウム
若い双極の方の受診が増えています。
例えば小児の双極では、ルラシドン(ラツーダ)、バルプロ酸、クエチアピン(ビプレッソ)、オランザピン、ラモトリギンの有効性が示されています(NICEガイドライン)。
上記のうち、米国FDAが小児双極うつの治療薬として承認しているのはルラシドン(ラツーダ)だけです。
ではリチウムは効果が無いのでしょうか。
27人の思春期双極うつを対象として、リチウムの効果を調べた研究があります。(リチウムは体重1kg当り30mgが投与されました。血中濃度は1.0 ~ 1.2 mEq/Lに達しています。)
この研究では、リチウムはかなり良好な症状改善効果を示し、有効であると結論づけられています。
また、リチウムの自殺予防効果については、言い古されていますが今なお大きな意味を持っています。
双極性障害で、神経保護的に働く唯一の薬であり、必須の薬剤であるのですが、逆に突然の中止などによるリバウンド作用には最大限の注意が必要です。
投与には、ラポール形成など、絶対的な信頼関係を構築する必要があると思います。
また、小児でのリチウム投与は、複数回の分服が望ましいと思います。
誕生日
12月1日生まれ
1933年 – 藤子・F・不二雄、漫画家( 1996年没)
小学1年生に載った漫画を毎夜毎夜見続けました
絵が手塚治虫以上。感性を刺激されました。
12月2日生まれ
1859年 – ジョルジュ・スーラ、新印象派画家( 1891年没)
グランド・ジャット島の日曜日の午後
12月3日生まれ
1895年 – アンナ・フロイト、心理学者( 1982年没)
フロイトの6番目の娘で、末娘。小児精神分析家。
1899年 – 池田勇人、政治家、第58・59・60代内閣総理大臣( 1965年没)
所得倍増計画
1950年 – イルカ、歌手
なごり雪
12月4日生まれ
1966年 – 永井真理子、歌手
ZUTTO
12月5日生まれ
1953年 – 小林幸子、歌手
もしかして、もしかして PARTII
12月6日生まれ
1924年 – 鶴田浩二、俳優( 1987年没)
街のサンドイッチマン