治療抵抗性のパニック障害
パニック障害の3分の1が治療抵抗性と言われます。
カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)のGoddard精神科主任教授は、治療抵抗性パニックに関して、ベンゾに肯定的です。
Goddard教授のコメントを紹介します。
「治療抵抗性パニックに対して、ベンゾジアゼピンは有効かつ安全に、SSRI に追加しうる薬です。」
「臨床ガイドラインでは、ベンゾジアゼピンは第二、第三の抗パニック薬として位置づけられる傾向があります。
これは主に鎮静、身体的・精神的依存、およびベンゾジアゼピンの乱用リスク、についての懸念によるものです。
ベンゾジアゼピンはパニック障害に対して抗うつ薬と同様の効果があり、その抗パニック作用の有益性はほとんど常に長期にわたって持続します。
鎮静や協調障害などの副作用は、治療の最初の数週間で最も強く出て、重機の操作や運転のリスクが高まります。その後、鎮静作用に対する耐性が生じます。
ベンゾジアゼピン系薬物は、体重増加や性機能障害を引き起こさないため、SSRI、SNRI、三環系よりも長期的な忍容性の優位性があると考えられます。」
月経周期の異常は、抑うつ状態と関係することが知られています。
重度の抑うつ状態は、不規則な月経周期をもたらす可能性が高く、また、
知覚の過敏性・知覚ストレスの増加も、周期の不規則性に繋がります。
一方で、精神薬の使用は、一般的には周期の不規則性と関係しません。
月経周期の長さについては、重度の抑うつ状態にある人では、周期が短い事が多いようですが、統計的にはっきりとしたものではありません。
月経周期の異常に関係するのは、薬の場合もありますが、多くは、抑うつの重さと、知覚ストレスの強さであると考えられています。
ただし、個別の薬が個別の個人の月経周期に影響を与えることがあります。
有名なものでは、レクサプロ服用中の女性が無月経になり、妊娠反応が偽陽性になった症例が報告されています。
この方は、レクサプロ中止により月経が開始し、妊娠反応も陰性になりました。
誕生日
8月12日生まれ
1930年 – ジョージ・ソロス、投資家
1972年 – 貴乃花光司、大相撲第65代横綱
8月15日生まれ
1769年 – ナポレオン・ボナパルト、フランス皇帝( 1821年没)
8月19日生まれ
1946年 – ビル・クリントン、政治家、第42代アメリカ合衆国大統領
不適切な関係
1962年 – 風間トオル、俳優