治療を続けても良くならないパニック障害
治療抵抗性のパニック障害に対する当院での取り組みです
①標準的治療を6週間行います→◎または②または⑤
◎:治療が奏効した場合、同じ治療を継続します
②標準的治療で寛解が得られなかったが、ある程度の改善があった→③
③投与量を変更せず、さらに6週間治療を継続します→◎または④
④やはり改善が得られなかった→⑥
⑤標準的治療で殆ど効果が認められなかった→⑥
⑥症状プロフィールと薬物プロフィールの適合性を再評価する→⑦または⑧または⑨
⑦呼吸器症状中心→抗コリン作用を勘案して薬物調整
⑧心肺症状や身体的不快感がある→有酸素運動や呼吸法の訓練を取り入れる
⑨めまいなどのバランス系の異常を訴える→バランス系のリハビリを取り入れる