(最終更新2022.07.29) ボーダーライン パーソナリティ ディスオーダー(境界性パーソナリティ障害)、以下BPDと略します。 今回は、BPDの薬物療法について書いてみま... (続きを読む)
不眠の薬デエビゴ(睡眠薬ランキング)
デエビゴに焦点を当てた睡眠薬の有効性に関するシステマティック・レビューとネットワークメタ解析が報告されていますので紹介致します。 (注)ブログの中では分かりやすいように薬剤名を... (続きを読む)
ヨガは安眠をもたらしますか?
ヨガが睡眠に効果があるのかどうか、これを調べた研究(システマティック・レビュー)がありますので、紹介致します。 レビューでは、19の研究に参加した1832人の女性を対象にしてい... (続きを読む)
マイスリーと性差—女性は男性の半分でいい
ベンゾ系の薬は、その依存性などから世界中で厳しい注意喚起がなされています。 しかしその効果の強さから、日本でも米国でもまだまだ膨大な量のベンゾ系薬が処方されています。 日本の現... (続きを読む)
この薬は効きません
実際には効果が確認されている薬を、「この薬は効きません、偽薬(プラセボ)です」と言われて飲んだらどうなるのでしょうか。 そんな研究が社会不安障害の人を対象に行われました。 研究... (続きを読む)
恐怖のコントロール
たとえば、激しい恐怖を経験した部屋に入ると、実際に恐怖の刺激が無くても、強い恐怖を感じて心も体も凍り付きます。 このような恐怖反応を、文脈的条件付恐怖反応といいます。 ここでい... (続きを読む)
恐怖で男性は凍り付く
(動物実験です) 恐怖刺激に襲われたとき、オスは凍り付いて固まることが多く、メスは急速な動きを示すことが多い。 恐怖のためにおこる急速な動きは「ダーティング」と呼ばれますが、動... (続きを読む)
醜形恐怖症(BDD)の薬物療法
醜形恐怖症(身体醜形障害、BDD)は、人から見ても分からないような外見上の欠点にとらわれてしまう障害です。 醜形恐怖症の人は、自分の身体の一部が醜いと思い込み、醜形と知覚します... (続きを読む)
過食のしくみ
過食には薬物依存症に似た、脳内報酬系が関わる「やめられない」仕組みがあります。 食物は、それ自体がドーパミンを介した強力な強化効果を持っています。 強化効果とは、食物を摂るとさ... (続きを読む)
恐怖の回路
扁桃体を中心とした恐怖の回路は、進化の過程で動物や人が獲得した脅威に対する防御機構です。 恐怖の回路は生存に不可欠ですが、その調節障害はヒトの精神疾患の発生に大きな役割を果たし... (続きを読む)