女性と不安

女性の不安を診療する時、その女性がライフステージのどの段階にいるのかを考える必要があります。 女性は、思春期、青年期、妊娠、産後、閉経期と、体内のホルモン状況が明らかに異なる時... (続きを読む)

不安と恐怖

特定の対象や状況に対する恐れを恐怖と呼び、外的な対象のない恐れを不安と呼びます。 不安と恐怖は、生物学的な観点からも、行動学的な観点からも区別が可能です。 恐怖は、特定の(脅威... (続きを読む)

2022年1月31日 | カテゴリー : 不安障害 | 投稿者 : wpmaster

SSRI が効かない人

うつと不安障害の治療で、最初に選ばれる薬がSSRIです。 しかし、およそ30%の人はSSRIが効きません。(non-responders) SSRI:フルボキサミン、パロキセチ... (続きを読む)

2022年1月28日 | カテゴリー : | 投稿者 : wpmaster

ミルタザピンと肥満

当院に通院中の20代前半の女性。最近とても状態がよく落ち着いていました。 しかし、ここ2週間で急に過食が始まり、炭水化物、特に甘いものが食べたくて仕方なくなり、体重も一気に増え... (続きを読む)

2022年1月27日 | カテゴリー : 副作用, | 投稿者 : wpmaster

ベンゾの長期使用がよくない理由

デパス(エチゾラム)、ソラナックス(アルプラゾラム)、ワイパックス(ロラゼパム)などのベンゾジアゼピン受容体作動薬は、基本的には短期の使用が原則です。 諸外国のガイドラインや添... (続きを読む)

2022年1月23日 | カテゴリー : | 投稿者 : wpmaster

精神病

ICDやDSMには、障害を特定する用語として「精神病性(psychotic)」という言葉があります。 例えばICD-10の「精神病症状を伴う重症うつ病エピソード」では、次のよう... (続きを読む)

2022年1月17日 | カテゴリー : 症状 | 投稿者 : wpmaster

更年期障害とパキシルと肥満

更年期障害のうつ症状によく用いられるお薬に、パキシル(パロキセチン)があります。 適量のパキシルはうつ症状だけでなく、更年期の血管運動症状の頻度を効果的に減少させます。 米国F... (続きを読む)

DSM-5-TRがリリースされます

2013年5月に公開されたDSM-5ですが、そのテキスト改訂版(text revision)が、今年の3月に出版されます。(勿論、米国での話です) 精神医学は日々進歩しています... (続きを読む)

2022年1月7日 | カテゴリー : 医療 | 投稿者 : wpmaster

幸せに生きるスキル

アランの幸福論の中に「楽観主義は意志によるものである」という言葉があります。 「幸福になろうと欲しなければ、絶対幸福になれない」、そして人は「幸福にならねばならない」とアランは... (続きを読む)

2021年11月29日 | カテゴリー : 人生 | 投稿者 : wpmaster