ミルタザピンとの組み合わせがカリフォルニア・ロケット燃料(California rocket fuel)と呼ばれるイフェクサーについて。カリフォルニア・ロケット燃料とは、その強... (続きを読む)
カテゴリーアーカイブ: 薬
パキシル(パロキセチン)、パキシルCR
パキシルが日本で発売されて20年。当初その高い力価から多くの精神科医の期待を集めたパキシルです。 パキシル発売当時、私は某国立大学の保健管理センターに所属していました。同じ保健... (続きを読む)
トリンテリックス(ボルチオキセチン)
2019年11月に武田薬品工業から新たに発売されたトリンテリックスは、デンマークのルンドベック社が創製したセロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節作用を持った抗うつ薬です... (続きを読む)
ラツーダ(ルラシドン)
住友製薬(現:大日本住友製薬)が創製し、年間2000億円を売り上げるブロックバスター、「ラツーダ」が6月に本邦でも発売されました。今回は、ラツーダを概観してみます。 まずは、特... (続きを読む)
グランダキシン(トフィソパム)
グランダキシンは、1976にハンガリーで合成・ 登録された抗不安薬です。 日本では持田製薬が開発に当り、自律神経失調症・更年期障害の薬として昭和60年(1985年)製造... (続きを読む)
リーマス(炭酸リチウム)
リチウムは原子番号3のアルカリ金属元素です。 リチウムの医学への導入は、1870年に遡ります。同年、米国の神経科医ミッチェルが、臭化リチウムを抗けいれん薬、睡... (続きを読む)
エビリファイ(アリピプラゾール)
エビリファイ(アリピプラゾール)は 1987 年に大塚製薬が合成した国産抗精神病薬です。 ドパミンD 2 受容体に対する部分アゴニスト(パーシャル・アゴニスト)作用を有... (続きを読む)
カタプレス(クロニジン塩酸塩)
カタプレスはドイツのベーリンガー・インゲルハイム社が1966年に開発したα2受容体刺激薬です。日本には1970年に市場導入されました。 開発時より、もっぱら高血圧治療薬... (続きを読む)
デパケン(バルプロ酸ナトリウム)
100年以上前にアメリカで合成されたバルプロ酸ですが、合成から80年経った1963年に抗けいれん作用が見いだされ、1967年にフランスで初めて医薬品(抗てんかん薬)として承認... (続きを読む)
リフレックス・レメロン(ミルタザピン)
リフレックス(明治)/レメロン(MSD)という商品名で販売されているミルタザピンは、オランダのオルガノン社により合成された抗うつ薬です。 市場導入は、1994年オランダ... (続きを読む)